No.0113

現代アート資本論

text : mama(美学者母)
2015年12月4日(
金曜日)執筆

 

現代アートは資本主義を最も先鋭的に表現する!

http://www.data-max.co.jp/271118_11_knk01/

簡単に言うと、
キリスト教の宗教美術が宗教にその価値を担保されていたのと同じで、
資本主義の現代アートが資本にその価値を担保されていると、
そう考えてもらったら理解しやすいでしょうね。
つまりアートとして成立するには、
その価値を担保する何かが必要なわけです。
なので、 現在の資本主義システムや、強いては民主主義システム。
それらが根本的に変わらない限り、
アートも現代アートとして資本を担保に生き続けるということです。
そして今、次の時代を考えてイノベーションを画策するとき。
それは資本を担保にしたアートを放棄することに他ならない、
その上でアートの価値を何に担保させるのかという、
ある種のブレイクスルーが必要です。
すなわちアートシステムをイノベーションするということは、
同時に社会のあり方を変えるという事なのですね。
現在の日本のアーティストは、
そのような戦略性や方向性、
理知的な部分が皆無で、 バカとアホの村社会。
僕はイノベーションを起こしますよ。

美学者母