No.0156

1978年生まれ、1990年代の黎明期
(フリースタイルダンジョンに寄せて)

text : mama(美学者母)
2016年8月3日(水曜日
)執筆

「フリースタイルダンジョン」
をもっと楽しむための日本語HIPHOPブックガイド●入門編

http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20160803/E1470155249496.html

 

まさに僕は般若と同い年、
僕の地元は大阪泉州で、
ヒップホップよりレゲエがその当時から盛んだった。

なので日本語レゲエからの影響で、
日本語ラップを聞いていたわけです。

僕は当時音楽は聴くもので、
スケートボードをしていました。
なので、当時を知っていれば分かる通り、
メロコアなども聴いていましたwww

日本語ラップ、日本語レゲエなんてのは、
当時はダサイものだと99%の確率で言われていました。

しかしどの世界でも黎明期というのはあり、
また、それらはほとんど一般受けしません。

それはインターネットも同じです。
当時、1997年位はインターネットの黎明期です。
インターネットももちろん、 オタクがするダサイものでしたwww
そんな時代を直に見てきた僕は、
1978年生まれの37歳です。

日本語ラップもここまで認知され、
インターネットは社会インフラとなりました。

こんな事を書いて何が言いたいのかというと、
僕は高校まで野球を本格的にしていました、
高校では越境留学までして、
本気で甲子園を目指しました、
そして18歳から、独学でアートを始めました。

しかし、 20年近くアートに取り組んでいますが、
まだ自分がアーティストとして、
社会に認められていないと考えています。

認められていないものを、
社会に認めさせるというのは、
非常に難しい事です。

しかし、しっかりと本質を見極め、
しっかりと地道に続ければ、
必ず道は開けるのだと、
日本語ラップやインターネットを見て、
強く思ったわけです。

世界は非常に早いスピートで変化しています。
おそらく、今戯言にしか考えられていないもの、
全く相手にもされていない人、
それらが、未来の世の中を創造していくのです。

それは、 確かに1997年当時、
日本語ラップやインターネットが、
ある意味、一般的に受け入れられていなかった事実、
それらを観てきたから解ります。

これを読んでいる人にはぜひ貫いてほしい事、
本当に自分が信じる道を進む事です。
何か新しい事をする、
又は始まるとき、
他人は絶対的に認めません。

しかし己を信じるのです。
周りに惑わされてはいけません。
自分の感性、思考、審美眼を信じるのです。
最後まで自分を信じぬけたものが、
創造者の創造者たる根源です。

 

美学者母