No.0157

年齢と知性、認知の劣化

text : mama(美学者母)
2016年8月12日(金曜日
)執筆

すっかり年を取ってすっかり変わってしまった
鳥越さんを眺めながら考えていたこと

http://blogos.com/outline/186772/

 

1995年最先端OSのWindows 95が発売された。

そしてコンピューターは常にアップデートされている。

人間にもアップデートが必要だ!!!

さて今回鳥越さんの記事をシェアしての言説ですが、
この記事の内容は鳥越さんだけの話ではありません。
とくに僕が感じる所は、
facebookなどで老害な言説を多く目にする所です。
私はそういう人を反面教師にしながら、
37歳になっている自分自身に、
常にアップデートしろ、
その様な意識を強烈に与えているのです。

年齢を重ねていくと、
過去の自分を否定することが難しくなります。
自らのアイデンティティとなっているからですね。
自ら学んだ哲学、思想、
自ら体験した感動、衝撃。

これらの老害がアップデートするのは、
ある種、相当な知性が必要です。
その時点で、年齢的な知性の劣化、
認知の劣化を乗り越えなければなりません。

しかし無事アップデートできたとしても、
そのOSやハードウェア自体が次元の違いを生み出す事もあります。

これは、すなわち、 いくら頭脳明瞭で、知性、認知の優れた人でも、
その時代のパラダイムシフトやイノベーションに適応する。

そのような事ができなければ、
その知性や認知は無意味になるという事です。

これは実際の僕の経験上からお話しします。
私は20年以上Macのパソコンを使っています。
実際Macをずっと使っている方は理解できると思いますが。
基本的にMacは私が知っているこの20年で、
何度もパラダイムシフトやイノベーションを起こしています。

その中でも弊害が大きかったのは、
マイクロプロセッサの改変です。
アップルはMacのマイクロプロセッサを、
2006年にインテルへ変更しました。
このインテルMacに改変した時は、
かなりの弊害がユーザーにはあったのですねwww
この様な大幅な改変は、
アップデートよりももっとリスキーなものです。

人間で考えてもこれは人生を真逆に変えるようなものです。
しかし時として、
その様なパラダイムシフトを、
人間自身も起こさなければならない。

これは、
人間なら、
自分自身の定義そのものを改変する様なものです。

それは例えば、
自分自身の学問だったり職業、
地位や名誉、肩書き。
あなた自身を定義している、
アイデンティティやイデオロギーを、
総入れ替えする様なものです。

この様な行動は、
学歴が高い人ほど無理なことでしょう。
それは学問自体が過去から現在への因果、
つまり演繹的なOSの上に起動しているからです。

私の様な低学歴でアウトサイダーの人間と、
まずオペレーションシステムが違う、
その前にマイクロプロセッサも違うので、
ハードウェアからソフトウェアまで、
全く違う方法で表層化しているわけですね。

私が総じて老害と言っていますが、
私の老害という意味は、
ただ単に年をとっているという意味以上に、
アップデートができていない人間、
OSが現在に適応していない人間、
マイクロプロセッサ、
ハードウェアが骨董化している人間。

その様な人間を指しているのですね。

つまり本質的には年齢で老害というより、

逆に古いハードウェアに、
最先端のOSが載っかている、
そんな人に対して、
僕は老害など絶対に言いませんwww

実際に、
私のfacebookの年配の方々の中には、
その様な人が多数おられる。
私はそんな人たちの様に年をとっていきたい!!!

だって、
タマゴ型のMacで、
最先端のOSが起動してたら、
マジで超クールだと思うんですよねwww

 

美学者母