最近何かと話題な「働き方」、
日本も高度経済成長が終わり、
「仕事」の意味が大きく変化し、
その上で「働き方」というものが、
人間が生きていく上での大きな問題になってきています。
では「仕事」とは一体なんでしょうか、
そもそも「仕事」とは、
「生きて行く為」に「仕事」をし、
その対価として「お金」を貰い、
その「お金」で「生活」する。
だから「仕事」とは生きて行く「糧」であったわけです。
それは高度経済成長を皮切りに、
ただ単なる生きて行く「糧」から、
生きて行くことそのものが「仕事」になり、
高度経済成長の終わりの頃には、
「仕事」そのものがアイデンティティとなりました。
そして現代、
インターネットの登場とともに、
「仕事」「お金」「人生」、
それぞれの意味や定義が大きく揺らいでいます。
実は僕自身も、
「仕事」というものを、
自己顕示の方法論として使おうとした時期もありました。
その頃は、
皆様も知っている様な大企業を渡り歩いていたのですが、
やはり何か違うのではないかと、
常々思っていたのです。
大企業の名前や信用を勝ち取れば、
何か自分が成し遂げた様な気持ちになります。
しかしそれは間違っていたのだと、
今改めて強く思うのです。
そんな僕のフラストレーションをブレイクスルーしたのが、
「インターネット」です。
一般的な世の中や社会は、
様々な「信用」が必要です。
だからこそ僕が入った大企業などは、
コンサバティブだからこそ信用が大きいのです。
しかしそれは自分自身が勝ち得た信用でしょうか。
そんな全く「信用」の無い僕自身が、
フラットに世の中や社会と立ち合える「場」が、
インターネットだったわけです。
そしてインターネット時代が幕開け、
今ではコンサバティブな大企業を凌ぐ勢いで、
新興のIT企業などが産まれています。
そして、
その様な新興のIT企業もある種、
コンサバティブ化してきている現在です。
ここで僕は色々と未来を予想してみるのですね。
コンサバティブな大企業も、
新興のIT企業も、
結局はマスを対象にしていた事が理解できます。
しかしこれからの時代は、
あらゆるものが「個人化」する時代だと予見しています。
それはある種の「分散化」です。
これは進化論や生命維持の見知からも理解できますが、
なんでも一極集中はいずれ崩壊します。
それはインターネットが産まれた原理とも同じです。
つまりこれからは、
「マス」では無く「パーソナル」の時代なのです。
この様な事から題目である、
「スモールビジネスをグローバルに」、
という話に繋がります。
ここまで述べてきた事は、
「ビジネス」と「生き方」双方が依存します。
だからこそ、
生き方が変わってくればビジネスも変わってきます。
それが、
「スモールビジネスをグローバルに」なのです。
今後大企業の様なマスを対象にしたビジネスは無くなり、
個人それぞれが個人を対象にしたビジネス、
つまり「スモールビジネス」が主流になると考えています。
またそれは、
インターネットにより、
地政学的な概念は無くなり、
様々な国々の個人とビジネスしていく事になります。
実際に僕は一時期大企業というものに目がくらみました、
しかし今は時代を先見し、
評価経済社会やスモールビジネスを実践しています。
この様な取り組みにご興味があれば、
メッセージで問い合わせいただければと思います。
美学者母