No.207

スモールビジネスをグローバルに

text : mama(美学者母)
2017年4月19日(水曜日
)執筆

 

最近何かと話題な「働き方」、
日本も高度経済成長が終わり、
「仕事」の意味が大きく変化し、
その上で「働き方」というものが、
人間が生きていく上での大きな問題になってきています。

では「仕事」とは一体なんでしょうか、
そもそも「仕事」とは、
「生きて行く為」に「仕事」をし、
その対価として「お金」を貰い、
その「お金」で「生活」する。
だから「仕事」とは生きて行く「糧」であったわけです。

それは高度経済成長を皮切りに、
ただ単なる生きて行く「糧」から、
生きて行くことそのものが「仕事」になり、
高度経済成長の終わりの頃には、
「仕事」そのものがアイデンティティとなりました。

そして現代、
インターネットの登場とともに、
「仕事」「お金」「人生」、
それぞれの意味や定義が大きく揺らいでいます。

実は僕自身も、
「仕事」というものを、
自己顕示の方法論として使おうとした時期もありました。

その頃は、
皆様も知っている様な大企業を渡り歩いていたのですが、
やはり何か違うのではないかと、
常々思っていたのです。

大企業の名前や信用を勝ち取れば、
何か自分が成し遂げた様な気持ちになります。

しかしそれは間違っていたのだと、
今改めて強く思うのです。

そんな僕のフラストレーションをブレイクスルーしたのが、
「インターネット」です。
一般的な世の中や社会は、
様々な「信用」が必要です。

だからこそ僕が入った大企業などは、
コンサバティブだからこそ信用が大きいのです。
しかしそれは自分自身が勝ち得た信用でしょうか。

そんな全く「信用」の無い僕自身が、
フラットに世の中や社会と立ち合える「場」が、
インターネットだったわけです。

そしてインターネット時代が幕開け、
今ではコンサバティブな大企業を凌ぐ勢いで、
新興のIT企業などが産まれています。

そして、
その様な新興のIT企業もある種、
コンサバティブ化してきている現在です。

ここで僕は色々と未来を予想してみるのですね。

コンサバティブな大企業も、
新興のIT企業も、
結局はマスを対象にしていた事が理解できます。

しかしこれからの時代は、
あらゆるものが「個人化」する時代だと予見しています。
それはある種の「分散化」です。

これは進化論や生命維持の見知からも理解できますが、
なんでも一極集中はいずれ崩壊します。

それはインターネットが産まれた原理とも同じです。
つまりこれからは、
「マス」では無く「パーソナル」の時代なのです。

この様な事から題目である、
「スモールビジネスをグローバルに」、
という話に繋がります。

ここまで述べてきた事は、
「ビジネス」と「生き方」双方が依存します。
だからこそ、
生き方が変わってくればビジネスも変わってきます。

それが、
「スモールビジネスをグローバルに」なのです。

今後大企業の様なマスを対象にしたビジネスは無くなり、
個人それぞれが個人を対象にしたビジネス、
つまり「スモールビジネス」が主流になると考えています。

またそれは、
インターネットにより、
地政学的な概念は無くなり、
様々な国々の個人とビジネスしていく事になります。

実際に僕は一時期大企業というものに目がくらみました、

しかし今は時代を先見し、
評価経済社会やスモールビジネスを実践しています。
この様な取り組みにご興味があれば、
メッセージで問い合わせいただければと思います。

 

美学者母