No.218

アート作品としてのブロックチェーン
(量子論美術から)、
デリバティブアートへ

text : mama(美学者母)
2017年9月18日(月曜日
)執筆

 

現在アートマーケットの世界の最先端では、
ブロックチェーンの導入がはじまっています。

私はそれらに先駆けて、
「量子論美術宣言」を宣言しています。

この宣言文の内容は非常に高次元で、
まだ読解できる様な人はいないでしょう。

これは現実世界がまだ近代であり、
日本においては現代美術さえ理解されない世界で、
ポスト現代美術を提唱している、
「量子論美術宣言」を理解する事は、
非常に困難であるからです。

私が提唱している量子論美術は、
ある種実態の無いアート作品なのです。

それは、
私がインターネット上に浮遊する、
この様な文字や文章を作品にしている原理です。

つまり私はこの電子データ自体を作品としているのです。
電子つまり量子を作品としています。

それは、
私がディスプレイの向こう側の文字を、
なぜ造形作品としているのかの理解につながります。

私のこの量子論美術は、
ポスト現代美術の古典となると考えています。

なぜなら今後ブロックチェーンを使い、
権利だけが作品となるポスト現代美術、
つまり量子論美術の時代がやってくるからです。

これは実態、
つまりアートでいう造形そのものを、
否定するアートなのです。

この実態、
つまり造形そのものを否定するアート、
これを私は「デリバティブアート」と名付けます。

これはある種現代アートの表現として王道である、
「 インスタレーション」の後継的な表現です。

金融工学的なデリバティブの様に、
アートにも実態は必要無い時代が訪れているのです。

これはマルセルデュシャンが、
レディメイドからインスタレーションを産み、
現代美術として発展し、
現代美術の古典となったように、

デリバティブアートは 、
量子論美術の古典となるのです。

 

2017年9月18日 美学者母

美学者母のスポンサー、サポーターになるにはこちら↓
クラウドファンディングでスポンサー、サポーターになろう↓