現在アートマーケットの世界の最先端では、
ブロックチェーンの導入がはじまっています。
私はそれらに先駆けて、
「量子論美術宣言」を宣言しています。
この宣言文の内容は非常に高次元で、
まだ読解できる様な人はいないでしょう。
これは現実世界がまだ近代であり、
日本においては現代美術さえ理解されない世界で、
ポスト現代美術を提唱している、
「量子論美術宣言」を理解する事は、
非常に困難であるからです。
私が提唱している量子論美術は、
ある種実態の無いアート作品なのです。
それは、
私がインターネット上に浮遊する、
この様な文字や文章を作品にしている原理です。
つまり私はこの電子データ自体を作品としているのです。
電子つまり量子を作品としています。
それは、
私がディスプレイの向こう側の文字を、
なぜ造形作品としているのかの理解につながります。
私のこの量子論美術は、
ポスト現代美術の古典となると考えています。
なぜなら今後ブロックチェーンを使い、
権利だけが作品となるポスト現代美術、
つまり量子論美術の時代がやってくるからです。
これは実態、
つまりアートでいう造形そのものを、
否定するアートなのです。
この実態、
つまり造形そのものを否定するアート、
これを私は「デリバティブアート」と名付けます。
これはある種現代アートの表現として王道である、
「
インスタレーション」の後継的な表現です。
金融工学的なデリバティブの様に、
アートにも実態は必要無い時代が訪れているのです。
これはマルセルデュシャンが、
レディメイドからインスタレーションを産み、
現代美術として発展し、
現代美術の古典となったように、
デリバティブアートは
、
量子論美術の古典となるのです。
2017年9月18日 美学者母