さて皆様にもご報告している通り、
私は現在価値研究を2017年5月から初めており、
現在フィールドワーク中であると発言していました。
また直近の投稿では、
来年あたりから価値研究の総括を行う、
そのように言っておりましたが、
現在ビットコインが異常な高騰を続けており、
この価値研究の報告の時期を早めた方が、
皆様の利益が最大化するのではとの思いから、
この度価値研究報告を少しづつ初めていくことにしました。
まずは価値の根本原理などは結論として後に記述するとし、
簡単に私が価値研究のフィールドワークの対象として、
なぜビットコインを選んだのか述べていきます。
価値とはなんでしょうか?
私たちがまず簡単に思い浮かべることができるのは、
「お金」すなわち「通貨」です。
しかしこれも自明の事のように、
私たちは思い込んでいるわけですが、
実はこれは全く疑わしいものなのです。
まずその全く疑わしいが、
誰も疑わない「通貨」というものを、
価値研究する上では避けて通る事が出来ません。
しかし私たちが普段使っている「通貨」、
いわゆる「法定通貨」の創発というものに、
私は立ち会う事が出来ないわけです。
そこで現在生まれようとしている「通貨」
まさに黎明期の「通貨」、
それが「仮想通貨、暗号通貨」であり、
それがいかに価値づけられていくのか、
自分自身が「仮想通貨、暗号通貨」の、
まさに価値を決定する「相場」を体験し、
フィールドワークする事で、
「価値」の「創発」を、
原理的に理解しようと、
価値研究のフィールドワークに、
「ビットコイン」を選んだのです。
ビットコインやその他の仮想通貨、暗号通貨、
それらを理解するのは非常に難解です。
なぜなら「価値」を理解する事と同義だからです。
今後2017年から2018年にかけて、
この価値の原理や真理を述べていく予定ですが、
今回は単純にビットコインがどの様な状況にあるのか、
その表面的で部分的な私の見解をご報告しておきます。
まず、私がビットコインに参入したのが、
2017年の5月で、
年始には10万円程度、
2016年では数万円だったでしょうか、
それが30万円を超えるくらいの金額になっていました。
つまり2017年の始まりから、
異常な値上がりが始まっていることになります。
そしてビットコイン相場は現在2017年の年末に、
今確認したところ89万円辺りを推移し、
100万円にチャレンジするという相場になっています。
ではこのビットコインの異常な高騰、熱狂は、
なんなのか?
という事です。
私も市場参加者となり、
少ない元本から、
少しの利益はいただいたわけですが。
現在市場参加を辞め、
俯瞰した視点でこの様に価値研究の報告を始めています。
ただ単にバブルだっ!!!
というのは簡単な事で見解にもなりません。
これはただ単なるバブルではなく、
ビットコインがビットコインの本分を外れた、
という事なのです。
この辺はビットコインに詳しい人ならわかるのですが、
ビットコインはデジタルゴールドを、
目指して作られたものではないのです。
さらに価値保存ならビットコインでなくても、
現実に沢山の価値保存方法はあります。
ならビットコインでなくてもいいわけです。
現在のビットコインは、
ビットコインじゃなきゃダメである事、
本分を完全に見失っている状態です。
また実態と価格に異常な差異が生まれています。
つまるところ、
ビットコインはただ単なる、
金融商品に成り下がろうとしている事が理解できます。
つまり、
USDやJPYを稼ぐ為のツールになっているのです。
本来はUSDやJPYに変わる、
いやそれ以上に社会構造や経済構造を変える、
その様な役割を期待されていたのにも関わらず。
ビットコインは、
現在の経済構造や社会構造をブレイクスルーし、
パラダイムシフトやイノヴェーションを起こす、
その様な可能性があったものですが、
現在はその面影もなくなってしまっているのです。
「富めるものがさらに富む」
つまり永遠に肥大化していく資本の、
一つのいきつく先、
ビットコインは「資本の墓場」、
その様な方向へと向かっているという事です。
まずはビットコインが異常な高騰をしており、
その緊急性のため、
現状のビットコインの状況を報告させていただきました。
今後「価値研究報告」を随時アップロードしていきます。
お楽しみに!!
美学者母