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No.222

ビットコインは絶対的価値を失う事で
相対的価値が膨張している
( 価値研究報告3)

text : mama(美学者母)
2017年12月5日(火曜日
)執筆

 

さて今回で価値研究報告3となります。
まだどれだけの報告バリューになるか書いている私にも、
全くわかりませんwww

最近の調査でビットコインを、
とても怪しいものと認識している人々が、
非常に多いという報告がありました。
これもある種アートの不気味さと同様のものを、
強く感じます。

なぜあんなものがあんな値段なのだ?
意味不明だからですねwww

そんな人々にこそ、
この価値研究報告を読んで欲しいと考えています。
それで現在のビットコインの価格ですが、
見事にJPYでは100万円、USDでは1万ドル越え!!!
となりました。。。

前回の価値研究報告2では、
ビットコインは本分を外れてしまったと言いました。
そしてビットコインが本分を外れれば外れるほど、
価格は上昇を続けると言説しています。

その解説として、
価値の交換の原理は欲望であると定義しています。
本来価値交換というのは原始的な欲望なのです、
この点はしっかり理解しておいてください。

その上で物々交換などを想像してみましょう、
物々交換は数人であったり、
数十人のコミュニティでは成り立ちますが、
そのコミュニティが大きくなったり、
また他のコミュニティとの価値交換が必要になった時、
非常に不便になってしまいます。
その上で昔は金などを介して、
価値交換を行う様になっていきました。
つまり媒介するものが生まれてきたわけです。

現在でいうところの「通貨」の始まりです。

通貨の創出も諸説ありますが、
メソポタミア文明での債権が、
通貨の始まりであるとも言われていますし。
グローバリズムの始まりは、
ヨーロッパとインドなど交易に、
金を介して取引が行われた事だとも言われいます。

いずれにしても、
価値交換が通貨の様なものを介して、
行われる様になってきたわけです。
そこで非常に重要な事柄が、
物々交換の時は主体に欲望が生じていたものが、
欲望そのものが客体化したという事です。
媒介する事で、
その媒介する媒体そのものが「欲望」となったわけです。
これが相対的価値の根源となる原理です。

ここまでを整理していきます。
絶対的価値とは体験に依存します、
そしてそれは「愛」という体験を伴います。
つまり欠損の収益での補い合いなのです。
これは具体的に男女の愛も同様です、
そしてある意味、
物々交換まではある種の絶対的価値と言えます。

しかし、
同価値の交換の絶対不可能性を隠蔽し、
ある種社会性や経済合理性を優先し、
それがあたかも交換可能であるという、
思い込みを利用した、
相対的価値すなわち何かを媒介させて、
交換可能とする価値交換、
簡単に言えば、
「通貨」の様な媒体を使った価値交換は、
その媒介する媒体そのものが「欲望」である。
という事なのです。

今回の最後に、
上記の様なことから私が何を申したいのか、
それはビットコインは絶対的価値になり得たのだが、
その本分を外れ相対的価値に成り下がろうとしている。
これが私が言いたい事の核心なのです。

ある種ビットコインは、
私たちに非常に有益な体験を提供しうる、
一つのアーキテクチャになり得たのです。

しかし、
現在は140万円という価格を推移し、
相対的価値すなわち「欲望」そのものとして、
機能してしまっているのです。
これはただ単なる古典的資本主義の墓場なのです。
私が考えているより良い未来は、

「知の民主化、価値創造の民主化、人生の民主化」

最後に簡単な図を一つ添付しておきます。

ではまた次回お楽しみに!!!

美学者母

 

 

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