私は人工知能などの見解として、
Love Singularity、
情報一元論、
以上の様なもので回答していますが、
最近見る人工知能の議論が、
不毛過ぎて、
こいつら馬鹿ちゃうかと、
思ってしまうのです。
そもそも人工知能の議論をしている人たちは、
そもそも人工知能をどうしたいのか?
そもそも人間を超えるということも、
色々な意味がある。
というか、
あらゆる部分でテクノロジーは、
もうすでに人間を超えているわけです。
ではそもそも人間を超えるテクノロジー、
その様な議論をしたいのか?
そんなものは産業革命以後、
人間はテクノロジーと折り合いをつけ、
現代の様に共存してきたわけです。
では人間のコピーを創りたいのか?
テクノロジーで人間のコピーを創る、
それはもうすでにできることです。
クローン人間を創ろうと思えば、
創れる世界なのです。
しかしそれは倫理的に、
許されてはいません。
そしてここで考えるべき点は、
有機性と無機性の問題です。
有機性とは、
医学や生理学など。
無機性は、
機械やコンピューターなど。
そもそもこの、
有機性と無機性を分けて考えるから、
不毛な議論になるのです。
これを情報という統一した場で捉え、
有機性と無機性の壁をなくせばいいのです。
そう考えると、
そもそも機械やコンピューターという、
テクノロジーの延長線上の、
「人工知能」で、
人間のコピーあるいは同様のものを、
創る、創りたい、創ってしまう、
その様のことが、
そもそも医学や生理学では、
すでにできてしまうのであるから、
不毛な議論であることが理解できる。
私が考える未来は、
極端に表現すれば、
ロボットの体に脳が載っている、
であるとか、
人間の体にコンピューターという知性が、
載っている。
その様に人間というものと、
ある種機械やコンピューターというものが、
融合しているというのが、
私の考えている未来です。
さらに、
人間は機械やコンピューターとの融合で、
人間そのものの能力が拡張されていく、
その様に考えています。
つまり、
無機性である、
機械やコンピューターだけが、
能力や知性を爆発的に拡張し、
人間の存在を脅かすというのは、
非常に幼稚な議論です。
人間はそれらの拡張した能力を、
人間の能力の拡張として、
私たち人間そのものを、
アップデートしていくのです。
どうも人工知能議論の不毛さに、
最近嫌気がさしているのですが、
もっと根源的に考えると、
人工知能の議論をしている人間が、
男性ばかりなのに気がつきます。
「女性」は「存在としてのファルス」として、
「人間」を産むことができます。
これは「人間の創造」です。
つまり「男性」は、
「部分としてのファルス」として、
「人間」を産むという事の、
「絶対的な欠損」を、
ある種、
「人工知能」というもの、
「擬似的人間」で補おう、
その様な光景に私は観えるのです。
それは、
「人工知能」の議論に、
女性を今まで見た事のない経験から、
私が考えている事です。
この第三次人工知能ブームが、
不毛なもので終わらないことを願うばかりです。
美学者母