No.278

狭山美学校においてお客様は神様では無い
(ウィンウィン win-winの関係)

text : mama(美学者母)
2018年8月18日(土曜日
)執筆

 

先日民宿狭山美学校で非常に揉めた事象がありまして、
非常に腹が立っているので、
改めて民宿狭山美学校の経営方針と言いますか、
その様な事を公共に向けて書き留めておきます。

 

まず私たち狭山美学校ははっきり言いますが、

 

「お客様は神様」だと一切考えていません。

 

あくまで対等な立場だと考えています。

むしろそう考えているのであれば、
こちらから宿泊拒否いたします。

しかし宿泊業というのは、
宿泊拒否というのは余程のことがないと、
できないのですね、
だから予約しないでください!!!

先日あった事ですが、
約一ヶ月前に予約があり、
その予約内容が大人二名子供二名でした。

なんとなくのイメージで家族連れなどを想定、
しかし実際当日に来たのは、
幼い三名が来たのです。

私たちもこの様なことは初めてで、
どうなってるのか混乱したのですが、
とりあえず部屋へ案内してから、
それぞれの年齢を確認しました。

20歳、19歳、12歳という三名でした。

つまり成人は一名いるものの、
保護者たる人間が一人もいなかったのです。

その時点でこの様な事は初めてだったので、
どう対処するか議論し、
宿泊をお断りする事にしました。

その理由は、
例えば20歳の男性と16歳の女性が宿泊に来て、
その関係性を証明もできなければ、
それは淫行などの可能性もあり、
何かしらの犯罪の可能性もあります。

しかしこの件で、
ご予約された方とそれを仲介した、
booking.comと私達の間で意見の相違がありました。

私たちとの意見の相違は、
予約された方も、booking.comも、
20歳の成人がいるから、
その20歳が保護者だというわけです。

 

しかし私たちは20歳の成人は、
保護者とは認められないという判断で、
宿泊を拒否しました。

正直こんな事、
黙っている方が楽なんですね。

しかし私たちは、
プライドを高く持って、
民宿を運営しています。

 

そして、
狭山美学校というのは、
美学者母と哲学者大和の作品であり、
ただ単なる民宿ではありません。

私たちの作品を体験していただき、
美的価値を享受していただく、
逆に私たちもお客様の喜んだ姿を観て、
自分たちの存在価値を享受する。

そう言った(WinWin)の関係こそが、
私たち民宿狭山美学校の、
運営方針であり、経営方針です。

 

ですので、
今回揉めたお客様もそうですが、
「お金払ってるんやから泊まれて当然」
というメンタリティの方は、
先にご宿泊をお断りいたします。

 

なぜなら私たちは、
「お金儲け」の為に、
この場所、
つまり狭山美学校を運営しているわけではありません。

狭山美学校という場所は、
「お互いを尊敬しあい」
「心のやりとりを行い」、
お互いがお金以上の価値を、
お互いが享受できる場としています。

つまり私たち狭山美学校は、
ただ「お金を払えば泊まれる」という、
ただ単なる「宿屋」ではありません。

 

 

 

美学者母

 

 

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