No.0021

自称芸術家の僕は猥褻物陳列罪で捕まるのか

text : mama(美学者母)
2014年7月16日(木曜日
)執筆

 

「ろくでなし子」さんという作家さんが、
電磁的記録頒布容疑で逮捕されたのは皆さんもご承知かと思います。
僕も同じ作家として、 この逮捕への抗議の意味を込めて。
過去に制作した作品で特に性的意味合いが強い作品を、
再度このフェイスブックにアップさせて頂きました。
例えば僕の作品、 フェイスブックでプロフィール画像として使っていますが。 実はこの画像も何度もフェイスブックに通報されています。
しかし、Facebook側は美術作品として認識してくれているようです。
なので、そのような通報は却下されています。
しかし、Facebook以外でもこの画像を掲載する時があるのですが。
いくつかのサイトなどでは猥褻画像として判断され、
強制削除や削除依頼などで掲載できない事もあります。
今回「ろくでなし子」さんが「自称芸術家」と報道されていました。
そもそも「芸術家」で自称とはなんでしょうか。
「自称」「芸術家」だから「逮捕」されたのでしょうか。
「芸術家」なら逮捕されなかったのでしょうか。
そこでヒントになるのが、
「芸術家の地位に関するユネスコ勧告」というものがあります。 http://www.mext.go.jp/unesco/009/004/025.pdf
以上の文章での「芸術家」の定義は、

1 「芸術家」とは、芸術作品を創造し、表現し又は改造を行い、
その芸術的創造を自己の 生活の本質的部分とみなし、
これを通じ芸術と文化の発展に貢献し、
かつ、雇用関係や団 体関係があると否とを問わず、
芸術家として認知され、
又は認知されることを希望するすべての者を意味するものとする。

2 「地位」とは、一方では、
上記のように定義される芸術家が、
社会において果たすことを 期待されている役割の重要性に基づき、
芸術家に払われる敬意を意味し、
他方では、
芸術家が享受すべき、
自由及び諸権利(精神的、経済的及び社会的権利を含む。 )
特に収入及び社 会保障に関する諸権利の認知を意味する。

このように定義されています。
ここから読み取れる事は、
何人も「芸術家」に「自称」は存在しえないと言う事。
なので当然、 「ろくでなし子」さんも芸術家です。
そしてこの私も未熟ながらも「芸術家」である権利を有します。