No.0030

LINEクリエーターズスタンプの審査基準と戦う現象

text : mama(美学者母)
2014年9月22日(
月曜日)執筆

 

LINEクリエイターズスタンプの審査が通らないので、
LINE本社へ行って直接聞いてみた


http://news.livedoor.com/article/detail/9265101/


このLINEクリエーターズスタンプの審査基準と戦う現象は他でもみられます。
僕はこの現象を非常に興味深く考えるとともに、
クリエイターの根源的な存在意義を垣間みる、
とても素晴らしい現象だと考えています。
やはり創作者としては審査基準をいかに際どくパスするのか、
という能力が必要で、
そこに創作の醍醐味があるのではないでしょうか。
表現の自由というのは、
その際どい創作のグレーな部分を言うのだと思います。
なんでもかんでも表現は自由だというのは、
そもそもクリエーターは必要なくなります。
そのせめぎ合いに勝利したもの、
またその際どい表現を成功させるものがクリエーターなのです。
昨今「マンコ」という女性性器をモチーフに大議論が持ち上がりましたが、
あれは表現の自由を使用した偽者のクリエーターではないでしょうか。
表現者は常に様々な規制や束縛の中での表現を強いられます。
そしてそれとクリエーターは戦います。
それは法律がどうだとかそんな低レベルの事ではありません。
例えばメタファーやアイロニー、表現には様々なテクニックがあるのです。
それらを使い自由に表現できるプロこそクリエーターなのではないでしょうか。法律がどうだとか、倫理がどうだとか、道徳がどうだとか、
そこで戦うのがクリエーターではありません。
専門的な表現方法や表現形態を使用し、
その上で表現の自由を勝ち取るのがクリエーターでありアーティストなのです。与えられた「表現の自由」の中で表現するのがクリエーターではありません、
自ら「表現の自由」を勝ち取っていくのが、
クリエーターでありアーティストである。
この記事は弁護士という存在をある種アイロニーに使用し
、創造性の根本原理に問いかけた面白い記事だと感じました。