「アート（美術）とクラフト（工芸）との違い
http://allabout.co.jp/gm/gc/443652/
この辺の「認識」って凄く高度な「認識」が必要で。
西洋的文脈の「アート」や「クラフト」と、
日本的な「美意識」や「工芸」とが両方で理解できていないといけない。
むやみやたらに、
「アート（美術）とクラフト（工芸）との違い」は、
無いんだと言ってしまうのは余計に混乱を招く様に思う。
例えばここで既に、クラフト＝工芸＝民藝がごちゃごちゃになってる。
西洋的文脈のクラフトと日本的な工芸や民藝の文脈はまるで違うし、
例えば「機能美」と「用の美」が全く違うのと同じだね。
まずこの「機能美」と「用の美」の認識が必要で、
その後に「アート」と「クラフト」の認識、
日本的な「美意識」や「工芸」の認識。
そもそも「茶の湯」の世界を「アート」という文脈にのせる必要もないし、
比較する必要もないので、
「茶の湯」は「茶の湯」独自の世界でいいのではないか？
なぜそこで「アート」を持ち出して「、
アート」の文脈で語ろうとするのかが僕には理解しがたいのだが。
根本的に「アート（美術）とクラフト（工芸）との違い」、
は無いって言うより、
一般の人に咀嚼的に説明するなら、
「アート（美術）とクラフト（工芸）との違い」は有る、
と言う方が親切だと思うのですがね。
西洋至上主義で「アート」って言いたいのかもしれないが。
僕は「茶の湯」を「アート」として考える事自体、
「茶の湯」への冒涜だと感じて仕方ない。。。
