No.0039

フィオナ・タン展覧会(国立国際美術館)

text : mama(美学者母)
2014年12月25日(
木曜日)執筆

 

あ〜俺ストイックやわぁ〜、
クリスマスでも現代アートの事しか考えてないって。
あ〜俺ストイックやわぁ〜www
という事で皆様メリークリスマス!!!
昨日はクリスマスイブでしたが、
久しぶりに大阪の中之島にある国立国際美術館へ。
映像作家の「フィオナ・タン」の展覧会、 -まなざしの詩学-
を観賞してきました。
皆様もご存知かと思いますが、
}国立国際美術館は国立美術館でも唯一映像に力を入れています。
なので、よくこの美術館では映像系の作品を観ているのですが。
今回のフィオナ・タンの展覧会は全国で行われているみたいですね。
僕は映画も大好きですし、特に現代アートでも映像は大好きです。
日本人の映像作家さんも素晴らしい方が多くて、
例えば小泉明朗さんとか、束芋さんとかいいですよね〜。
と言う事で、簡単に今回の展覧会の所見を書かせて頂きます。
僕もここ十年位、現代アートの映像インスタレーションは、 沢山観てきました。 その上で表現方法としては目新しい映像表現というのは無かった。
というと語弊が生まれるのです。
何故かと言うと、今回の展覧会の作品のほとんどが、
1990年代後半〜2000年代前半の作品です。
なので大半の作品が15年程前の作品である事が大前提です。
ですから現在では多用されている映像表現の手法も、
当時からするととても斬新であった事は間違いないでしょう。
なので、僕の中では映像インスタレーションのクラシックな形態。
というのが一様に感じ取る事ができました。
今回は映像の美術的構造には触れませんが、
映像インスタレーションを創る上では古典的な方法論として、
次世代に語り継がれるアーティストだと強く感じます。
僕的にはとても解りやすくシンプルな映像が多かったと思いますが。
一般の方にとっては、
映像インスタレーション自体があまり馴染みが無いでしょうし、
少しハードルが高いかもしれないです。 そのせいかは解りませんが、
国立国際美術館はガラガラでしたwww
しかし、映像インスタレーションなどを観るときは。
混雑しているとしっかりと観れないので、逆にゆっくりと楽しめました。
この展覧会は来年3月位まで行っているようです。
興味のある方、 映像インスタレーションってどんなんや?
と言う方もぜひ一度展覧会を観て下さい!!!