はじめて伺ったギャラリーで、
現代美術を扱っている企画ギャラリーのようです。
今回は下記でも記載しているように、
外部からキュレーターを招いての展覧会で、
七名の作家が出品している展覧会でした。
まずギャラリー全体の活動や運営に関しては、
非常に面白いと感じましたが。
今回の展覧会に限って言うと面白さは全く無いです。
まず企画ギャラリーだとすると、
作品の売買が活発に行われている事が前提になりますが。
ほとんど作品が動いていないのが現状のようです。
また、作品自体もアートトレードを前提に作られていない。
作品の耐久性や恒久性が無い。
作品を展示している時点で作品の劣化が起こっている。
また映像作品に関しても、
作品ありきの展示であり展示空間の制約を意識していない。
等々。。。
まぁ突っ込みどころ満載の展覧会です。
現代アートの作品性とアートトレードのバランスがとれていません。
その点で考えると、非常に未熟な展覧会だと感じました。
七名の作品もそれぞれ考察しましたが、
語るに足りないと言う感じです。
しかし、ギャラリー自体は非常に面白い動きをしていると思います。
これからも注目していきたいギャラリーです。
Director’s Eye # 3
「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」
2015年1月10日(土)〜3月1日(日)
キュレーター:長谷川 新
出品作家:
荒木 悠、上田 良、折原 ナナナ、柄澤 健介、小濱 史雄、佐伯 慎亮、末永 史尚
開廊時間:木曜〜日曜 12:00〜19:00
休廊日:毎週月曜〜水曜、1月17日(土)〜28日(水)
(※ ただし1月12日(月・祝)は開廊)
会場:the three konohana