No.0042

アートスポーツ

text : mama(美学者母)
2015年2月10日(
火曜日)執筆

 

アクションスポーツ選手の方向性

http://blog.livedoor.jp/cazy5150/archives/55615595.html


これって凄く本質をついていて面白い。
アクションスポーツは固よりフィギュアスケートなどにも言えるのだけれど。
芸術性と技術性のどちらを優先に考えるのかという問題。
スタイルかテクニックか。
これ実は美術の世界とも通じている訳で、
日本の美術というのはテクニック優先の世界なわけです。
所謂デッサンをベースにした技術的なものを美術と定義するもの
。しかし僕の様にコンセプトやスタイル、
即ち思考や考え方をベースに脳というものをいかに駆使するのかというのは、
今の日本では美術としての定義が非常に脆いわけです。
これはアクションスポーツなどとは逆説的な問いかけとして、
美術とはなんなのかという原理的な問題を提示しています。
持論としましてはアクションスポーツもフィギュアスケートも、
芸術性を優先させるべきだと考えています。
即ちアクションスポーツもフィギュアスケートも、
オリンピックから外れるべきである。
それはオリンピックというものが原初的に人の原理的、
肉体的能力や技力を争う場所であるからです。
そしてアートスポーツのような、
新しい定義の元で芸術性+αで世界的なコンペディションが、
行われる事が望ましいと考えます。