「ゼロ」の概念 サル認識か 東北大院発見
この発見は完全に僕たちの様なアーティストの活動に繋がります。
特に僕の様なアートに対するアプローチをしている人には必須です。
僕自身が研究している部分ではある意味確信的なものを得ているのですが。
この研究はさらにそれを強固にする研究成果です。
この研究結果から言えるのは、
「悟り」というものを人間は「細胞レベル」で所持している事になります。
すなわち、「悟り」とはなんなのかという事を露呈します。
それは「悟り」が外部依存しない経験であり、
むしろ、
「外部」の刺激にによりそれを阻害している事が理解出来ます。
すなわち、「悟り」は内部のみに依存する経験であるという事です。
例えば世界を旅する事や、海外で様々な経験をする事よりも。
ひたすら、自らの内側との対話こそが「悟り」への近道である事が解ります。
それは例えば、仏教のお坊さんたちが山で籠ったり座禅したりする事が。
まさに自らの内側、
すなわちそもそも人間が備えている悟りの根源に気づく行為だと、
この研究成果は露呈させているのです。
そもそも「悟り」とは「境地」では無く「体験」であり。
それは「到達」する事ではなく「気づき」だと言えるでしょう。
非常に素晴らしい研究成果だと思います。