ショーンKは本当に“いい人”なのか 嘘で成功した人たちの「共通点」
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1603/22/news055.html
最近NHKで「新映像の世紀」なんて番組を見たんです。
なんというかまぁ、
映像で計り知れない人々を「殺す」事もできれば、
映像で計り知れない人々を「救う」事もできるのですが。
映像でも例えばショーンKさんの「嘘」でも同じなのです。
一人一人の人間において「現実」とは何かという、
重大な「命題」を与えられているのだと感じます。
ニュースや報道で報じられる「映像」は現実なのだろうか。
それはある視点で切り取られた「虚像」ではないのだろうか。
これは非常に哲学的な問題となるわけですが、
僕自身はそのようなものは「虚像」だと確信しているわけです。
またもっと広い意味において、
私たちが認識する「世界」とは現実なのだろうか。
という「命題」も提示されている事に気づくわけです。
私たちが一般的に話す「世界」とは、
僕からいうと「虚像」の切り張りされたものである、
そのような認識です。
それはある種「イメージ」と言っていいのかもしれません。
では僕が考える「現実」とは何かをお話すると、
それはこの「刹那」だといえるでしょう。
これは「映像」というものを「虚像」と言う原理につながります。
この辺は難しい所ですが、
今回のショーンKさんの問題は、
いろんな意味で皆様に問いかけをしているのではないか。
そのように強く感じています。
美学者母