No.0138

オムニアート|史上初哲学者大和の展覧会に寄せて

text : mama(美学者母)
2016年6月17日(金曜日
)執筆

癌 - 生の本質構造と刹那的体験 -

オムニアート、
この言葉をしっかりとコンセプトにした展覧会は、
私自身の知る限りではありません。

なので今回の哲学者大和の個展、
癌 - 生の本質構造と刹那的体験 -
この展覧会がオムニアートの先駆けになるであろうと、
私自身は確信しております。

今回の展覧会の特徴は、
インターネット上と、実際の展覧会上と、
相互に関係性を構築し、
インターネットと展覧会が合わさる事、
また連動する事により、
展覧会は一つのゲシュタルトを形成します。

今回は、私美学者母が全面的にバックアップし、
また、哲学者大和だからこそできる展覧会を目指してきました。

哲学者大和は、大学で看護学を学び、
臨床でも看護師として第一線で活躍している医療従事者でもあります。

さらに現在は、慶應義塾大学で哲学を学び、
さらに飛躍しようとしている最中ではあります、

哲学者大和から産み出される作品は、
どこか危なげな意味をも超越し、
さらに人間の本質へ迫ろうという、
そういった志を強く感じるものとなっています。

 

また今回はインターネット上と展覧会上を、
オムニアートとして結びつける試みにも挑戦しています。

哲学者大和は、
このオムニアートの第一人者として、
今後さらに飛躍していくと思っています。

今回、哲学者大和は、
癌 - 生の本質構造と刹那的体験 -
というテーマで展覧会をします。

しかし、本質はこのテーマではありません。
哲学者大和が、
自らの精神、肉体を削りながら、
そして、自分自身と向き合いながら、
企画、制作、展示。
そのようなプロセスを経て、
やっと産まれた作品こそが、
アートの本質であり、
生の本質であり、
人間の本質であるのです。

今回の展覧会はとても重厚なアートとして構築されています。
この文章を読んだ方には、是非会場へ足を運んで、
哲学者大和自身の命に触れていただきたいのです。

そして、様々な感情を頂き、
考え、悩み、成長する。

そのようなプロセスを、
是非皆さんにも感じて頂きたい、
又、感じていただける展示になっています。

是非展覧会へお越し下さい。

 

 

美学者母