No.192

太陽光発電投資の考察

text : mama(美学者母)
2017年1月12日(木曜日
)執筆

 

親友の資産家が、
太陽光発電投資をしていると、
聞いたので、
改めて投資としての可能性を、
考察したいと思います。

まず太陽光発電投資は、
投資という意味合いよりも、
節税対策という意味合いが強い、
国の政策等で、
減価償却費に一気に回せるからだ。

しかし投資としては、
年利10%で、
20年間運用を想定しおり、
また初期投資は2000万円が基本であるので、
年間200万円が入ってくる計算である。
つまり損益分岐点は、
200×10=2000万円、
ということで、
11年目から収益が上がる、
太陽光発電のパネルの劣化や、
その他諸経費を考慮して、
基本的な損益はこうだ、
まず、
2000万円投資して、
太陽光発電を20年運用し、
損益分岐点は10年目、
最終的に20年で3000万円の売上で、
最終20年運用して1000万円の収益、
てな感じである。
ちなみに投資した2000万円は、
減価償却費に当て込めるので、
20年間ちゃんと運用すれば、
実質3000万円の得だという、
簡単なロジックである。
それで、
3000万円を20年間で割ってみると、
年間150万円である。
これをさらに12ヶ月で割ると、
12.5万円である。。。

これだけみても、
かなり糞みたいな投資であるが、
さらにリスクは大きく、
そもそも20年間安定稼働して、
この見積もりである。
昨今はテクノロジーの進歩も早く、
20年という月日はあまりにも長い。。。
もちろん自然災害や気象変動、
おそらくこの20年で、
エネルギーはもっと効率良く、
安く手に入れることができる。
こんなの投資でもなんでもなく、
節税になればラッキーくらいのもんで、
しかし、
節税の額すら大した額ではないし、
なんも面白くない。
まぁとりあえず、
親友がこんなのに投資した、
と聞いたので、
一応考察してみただけですwww

 

美学者母