No.357

信用が価値になる時代の映像論
(今なぜYouTubeが必要とされているのか?)

text : mama(美学者母)
2020年1月18日(土曜日
)執筆

 

どもっおひさしブリーフ!!!
美学者母ですwww

さてYouTube時代と言われて久しいわけですが、
皆さまYouTubeとどういう風に普段関わっているでしょうか。
僕なんかは全くテレビを観ないのですが、
YouTubeは毎日観ています。
2019年頃から大物芸能人がYouTubeチャンネルを、
次々に開設しており、
YouTubeにおいても、
ある意味大きな潮目の年だったのではないでしょうか?

昔にテレビが国民の娯楽として普及した時代から、
国民の娯楽がYouTubeに移行した、
その様な大きな年だった様に考えています。

次世代通信システム5Gが本格的に、
サービスが始まるのを前に、
ますますこの時代でのYouTube、
すなわち映像コンテンツの重要性は、
どんどんと増していくことになるのは間違いありません。

この様に誰の目から見ても、
YouTubeなどの映像コンテンツの重要性、
それが理解できる現代ですが、
本当の意味で、
なぜ現代において、
YouTubeの様な映像コンテンツが、
需要を拡大し、
社会にとって必要不可欠なものとなっているのか、
それを考察していきたいと思います。

 

まず前提条件として、
通信環境が整備されたということは、
何よりも重要なことであり、
さらに5Gになり通信環境は、
さらに改善される中に、
現代が存在する。
この様なことはまずもって、
重要な前提条件です。

その様なインターネットという、
ある種インフラが存在し、
その上で文化的な側面が浮かび上がってきます。

それはインターネットの普及と同時に、
情報発信が個人レベルで、
より簡単に、
より広く発信できる様になったことです。

これは創造的活動の発信の個人化であり、
今まではマスメディアや 大掛かりな展示などを通してしか、
アウトプットできなかったものが、
一気に簡単になり アウトプットができるプラットフォーム、
アプリケーションなどがどんどん開発され、
誰もが創造者として発信できる、
その様なある種、
「すべての人々が芸術家」、
といえる時代になっているのです。

この様に、
インターネット時代以前では、
創造的活動やそれを発信する事は、
ある種一定の特殊な人々によって、
それは旧然の意味としての芸術家、
などによって独占されていたわけです。

しかしその様な創造的活動やそれを発信する事が、
インターネット時代になり、
あらゆる意味で「コモディティ化」され、
「芸術コモディティ時代」に突入し、
誰もが芸術家である時代となり、
旧然の意味の芸術家たちは、
自分たちの地位の確保に必死になっています。

そしてこの様な「芸術コモディティ時代」、
それがどんどんと進んできた現代に、
次に重要になってくるものが「信用」なのです。

なぜならアウトプットされたものは、
もうインターネット世界に、
ある種無限に存在している中で、
そのアウトプットしたものを、
「信用」してもらう、
それが現在最も重要なエレメントとなっています。

ではどの様に信用をしてもらうのか、
それはまず認知してもらうことが必要です。
認知されなければ、
信用も不信もないわけです。

ここからも理解できるのですが、
信用される前に認知される必要があります。

これを読んでいる皆様も、
私美学者母を知っているから、
私を信用したり、
不信になったりするわけです。

つまりここで何が言いたいのかというと、
YouTubeというものは、
認知される場であるとともに、
信用を勝ち取る場所でもあり、
信用を失う場所でもあるのです。

さらにいうと、
今皆様が読んでいるこの言説、
これもまた、
美学者母という芸術家を認知し、
信用するのか、
信用しないのか、
という判断をされるわけで、
そこで私は信用を勝ち取りたいわけです。

ではこの様な言語表現と、
YouTubeの様な映像表現、
どちらが信用を得やすいかというと、
それは絶対的に、
YouTubeの様な映像表現なのです。

それは絶対的な情報量の差が、
その信用の差を生み出します。
まぁ普通に考えて、
情報量の少ない相手と、
情報量の多い相手が、
同じものを伝えようとした時、
情報量の多い方が信用しやすい、
つまりこれは、
情報量が多い方が、
相手を正確に認知していると、
人間は思い込むからです。

この様な事から理解できるのは、
逆説的に、
この「インターネット時代」、
「芸術コモディティ時代」に、
信用を勝ち取って行こうとするならば、
YouTubeなどの映像コンテンツを発信する、
それは自明な事なのです。

またその信用は、
信用=価値であり、
価値=お金、
という構図で、
現代の社会がこの様な形で、
エコシステムが作動し始めている、
それは間違いない事実であり、
この信用の質も旧来の信用とは違い、

「権威」→「信用」→「価値」

「個人」→「信用」→「価値」

権威が与える信用に価値があるのでは無く、
一般市民一人一人が与える信用に、
価値が生まれてきている事は、
特筆すべきものだと考えています。

現在あらゆるものの民主化で、
個人というものが、
あらゆる面で肥大化している事は、
私自身危惧しているわけですが、
それでも、
この世界をサヴァイブしていかなければなりません。

その上でこの言説が、
皆様の参考になれば幸いです。

ちなみに、

僕のYouTubeチャンネル登録お願いします。

 

芸術家YouTuber美学者母「芸術系美術系YouTube」

https://www.youtube.com/user/machromatic

 

芸術家YouTuber美学者母プライベートチャンネル

https://www.youtube.com/user/musashimaru634

 

 

 

美学者母

 

 

美学者母のスポンサー、サポーターになるにはこちら↓
クラウドファンディングでスポンサー、サポーターになろう↓