小さい頃学校の帰りに小さな小石を拾い、その小石を大事に持っていたのを覚えています。その小さな小石は汚れていてキレイとは言えない物でした、他人から見ればそれはただの道ばたに落ちている小石の一つにしかすぎないもので、価値など一つもない物です。しかし自分にとっては凄く大事な価値のあるものでした。これは他人が付けた価値ではなく自分の中にだけ存在する価値ではないでしょうか。大人になるとこの自分の中だけにある価値という物を信じれなくなり、他人がつけた価値という物を信じて行きます。それは人の目を気にすることや見栄に押しつぶされてるのかもしれません、例えばブランド物のバック、もちろん製品のクオリティも高いですしアフターケアーまでしっかりしています、しかし多くの人はその本質よりもそのブランドを持っているというステータスを得たいのです。ブランドという物は他人がつけた価値です、他人がつけた価値というものは対する人が居ての価値ではないでしょうか、例えばそれを自慢する相手が居る、見てくれる人が居るという自分と不特定多数の人が居ての価値です。それに対して自分だけの価値というものは、自分の中だけで完結するものです。先にも書いた小石もそうですが、自分の愛する人からもらった手紙。色々ありますがそういう自分だけの価値というものをなくしているような気がします。少し他人がつけた価値から離れ自分なりの小石を探してみてはどうでしょうか？
