No.0004
無知の知
text : mama
photo : mama
人間年齢を重ねていけば、それなりの知識や経験を蓄積していく。そしてその知識や経験を生かしながら生きていくのであろう。しかし自分のこういった知識や経験を振りかざし、あたかも自分は世の中をすべてわかってるような顔をしてる人間が少なくない。私はそんな人間を見ていると何とも言えない気持ちになる。見ていて恥ずかしいというか。。 私たち人間一人が持っている知識や経験など本当にちっぽけな物だ、世の中をすべてわかったような顔をしている人間は、無知である事が恥ずかしいと思っているが、どんな人も無知でありすべてをわかっている人なんて存在しない。本当は自分が無知である事を知らないという事が恥ずかしい事だという事に気がついていないのであろう。私はそんな考えから、常に人から吸収できることは吸収しようと思っている。相手がおじいさんであろうが子供であろうが、どこかの企業の社長であろうがホームレスであろうが。どんな人にでも自分の知らない知識や経験を持っている。時には生まれたての0歳の子供にさえ新しい発見を得る事ができる。あなたは自分が知っている世界だけがすべてだと思っていませんか?あなたは自分が見えている物だけがすべての物だと思っていませんか?今よりもう少し人の話しを素直に聞き、今よりもう少し物の見方の角度を変えれば。もっと自分という幅が広がるのではないでしょうか。
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